過去の相棒列伝③ TDM900

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(静岡・御殿場市より富士山を望む)

W650から乗り換えたのが、ヤマハの逆輸入車であるTDM900。
このバイクはやたら車体がでかくて、小柄な自分でも乗れるのか(((;゚Д゚)))と不安になったものです。

搭載する水冷900cc・並列ツインエンジンは、1気筒当たり吸気3・排気2の5バルブというヤマハ独特の機構で、なかなかくせがあって初めはかなり手こずりました(+_+)
Wのような分厚い低速トルクはなくて、意外とギヤチェンジが忙しく、またスロットル操作を丁寧にやらないとギクシャクしてしまいます。
重心も高めで、Uターンには本当に気を遣ったなあ・・・。
でも、コツをつかんでくると、それを操る喜びはW以上に大きいものでした。
低回転では適度な鼓動感もあり、しかも吹け上がりの鋭い面白いエンジン。
そして、大きな車体に跨る度に感じる緊張感も、いつしか楽しみに変わっていきました。
そんな適度なスポーツ性を持ちながら、長距離でも疲れの少ない車体構成で、今とは違って遠くに行くのが気楽だったなあ・・・。
私の車歴の中で唯一の水冷エンジン、そしてFIと、かなりのハイテク(笑)マシンでした。



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(高知・四万十川にて)
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(長野・鎌ヶ池キャンプ場にて)
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(熊本・日の尾峠を越えて)
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(北海道・帯広市の農道を走る)

「走る」ということに関しては、今まで乗ったバイクの中で間違いなく一番の楽しさを与えてくれました。
けれども、自分がバイクに何を求めているのかを冷静に考えたときに、思い浮かぶのはやっぱり、昔乗っていたちっぽけなセローでした。
速さとか見栄とか、そんなことよりも大きな喜びを、セローが教えてくれたことをどうしても忘れられなかったのです。
一眼レフのカメラを持つようになったこともあって、小回りの効くバイク、そしてより深く、自然に入り込めるバイクに魅力を感じるようになっていきました。
大型バイクを操る喜びを教えてくれたTDM自体には不満はなかったけれども、自分らしい旅をするにはセローという相棒がベストだという結論に至りました。
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(和歌山・加太港、乗り換え前日に最後のひとっ走り)

セローとの二台体制ができればよかったのですが、安月給のサラリーマンには贅沢すぎる夢でした・・・(T-T)
そんなわけでTDMを下取りに出すことになったのですが、大切に乗っていたことを評価してもらって、今のセローに実質5万で乗り換えることができたのでした(笑)

初心者の頃、旧セローで学んだことがTDMに乗る上で役に立ったように、逆にTDMで学んだことも今のセローに乗る上で大きなプラスになっていることを、今になって強く感じます。
今でも時々、TDMのあの凄まじい加速を恋しく思い出します・・・(^^)
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by shibainu14 | 2007-07-04 00:38 | バイク
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