11/1 激走!紅葉の剣山スーパー林道・・・日帰り。

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和歌山港、深夜2時。
突然思いついた、四国の剣山スーパー林道・日帰り。
テントを持って行っても良かったのですが、つい先日の阿蘇の旅の余韻が抜けきらないままで、たまには身軽なセローで一日たっぷり走り回るのも悪くない。
ただ、後ろに積んだバッグには念のため、寝袋を入れておきました。
気が変わったらライダーズインにでも泊まればいいや・・・(^^;



相変わらずこの時間帯はガラガラの南海フェリーに乗船し、2時40分に出港!
大切な旅の一日を有効に使おうと考えたときに、この便は強い味方になります。

まだ夜明け前の5時、徳島港にセローと共に降り立ちました。
港近くのセルフのGSで燃料を満タンにして、いざ走り始めました。
R55を南下し、勝浦川沿いのr16でスーパー林道を目指します。
ここはもう、これまで何度も走った道。
途中で昼食のおにぎり二個(笑)、そして飲み物を多めに買って先を急ぎました。
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そして、上勝(かみかつ)町のスーパー林道起点に到着。
二年振りにやって来ました。
まだ街灯も点いてるし、えらい早くに着いちゃったなあとセローのメーターを見ると・・・。
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まだ6時半(笑)
自宅を出るときにリセットしておいたトリップメーターは、60kmを示していました。
びっくりするくらいに近いなあ・・・何だか不思議な感じがします。

お日様を浴びるにはまだ早すぎる時間ではあるけれど、早速走り始めました。
さすがにちょっと寒いです(+_+)
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起点から10km近くの舗装路を走ると(これが地味に長い・・・)、突然ダートに切り換わります。
しばらくは徳島市からずっと一緒だった勝浦川の渓谷沿いを走り、高度を上げていきます。
この辺でも昔、テントを張って野宿したことがあったっけ・・・。
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
密かに期待していた紅葉も、意外に綺麗で嬉しくなり・・・のはずだったけれど、高度を上げるにつれて霧が出始め視界がほとんど効かなくなってしまいました。
旭丸峠付近まで上り、これから延々と続くトラバース路なのに視界は真っ白、風も強くて悲惨な状況の中にいました(--;)

う~ん、今日は晴れの予報のはずなんだけれど・・・標高も1000mを越えているしそれも当てにならないのかなあ。
あまりの寒さに防寒着を増やし、鼻水を垂らしながら先へ進んでいきました(+_+)
はりきってやって来たことを後悔しつつ・・・(笑)
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↑拡大(EOS30D+EF50mmF1.8)
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
寒さに震えながら走っていると、次第に行く先の空が明るくなってきました。
こうなればこっちのもの、さっきまでの落ち込んだ気分も嘘のよう(^^;
お日様さえあれば元気100倍、単純な人間です・・・。
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“徳島のへそ”を過ぎる頃には、さっきまでの曇天が嘘のような青空が広がっていました。
紅葉も想像以上に綺麗な色合いで、こりゃあいい時期にやって来れたかも・・・。
九州に住んでいた頃から何度も走ってきたスーパー林道ですが、紅葉の見頃の時期に走るのはこれが初めてのことでした。
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
日本最長の90km近い距離を誇るこの林道。
そのほぼ全線に渡って、山々は鮮やかに彩られていました。
秋晴れの空の下、果てしなく続くダートを走っているだけでものすごく気分が高揚しているのを感じていました。
路面はほぼフラットではあるけれど、一人なのでスピードはそんなに出していません。
開けたところでかろうじて4速に入るくらい・・・(--;)
でも、低い速度でもじゅうぶんにバイクを操る喜びを感じることができます。
それは、オンロードでは決して味わうことができないもの。
そんな走る喜びを強く感じるのも、何だか久し振りのような気がしていました。
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↑拡大(EOS30D+EF-S10-22mmF3.5-4.5)
そして、自分の好きなところで立ち止まって一服できるのも林道ならでは。
それは自分にとって、大きな楽しみの一つです。
自然の風景を眺めながらの煙草がまた格別なんだよなあ・・・(^^)
そしていつも煙草を吸いながら、あの風景を撮ろう!と考えていたりします。
路面が埃っぽいのでカメラのレンズ交換にはちょっと気を遣いますが・・・そんなのは最初だけ(笑)
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
さすがに有名な林道だけあって四輪もたくさん走っているので、対向には要注意。
そして自分ののんびりペースでも普通の四輪よりは速いので、道を譲ってもらったりするのですが止まって写真を撮ったりしてるうちに追い越されて、そしてまた追い越して・・・それを繰り返すこともありました(--;)
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
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行けども行けども、終わらないダート。
距離の長い普通の林道と言ってしまえばそれまでですが、何だか世の中から隔離された世界にいるような、そんな不思議な気分が頭の中を支配していました。
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そして“山の家”のトンネルを抜けたところで、セローを止めてお昼にしました。
時刻はもう、12時半・・・ここまでけっこうかかったなあ。
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ここから、向こうに見える道を下って行けば紅葉で名高い“高の瀬峡”があります。
自分にとっては、これまで何度も河原で野宿した場所ですが・・・(^^;)
ただ、そこを過ぎればスーパー林道の終点は間もなくです。
こんなにも楽しい林道を走った後、どんなルートで帰路に着くのか・・・まったく思いつきませんでした。

そうだ・・・引き返してもう一回林道を走ればいいじゃん!
走り終える頃には疲れ果てているだろうけれど(笑)
そんなわけで、時間も押してきていることだし高の瀬峡へは下らず、ここから来た道を戻ることにしたのでした。
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↑拡大(EOS30D+EF50mmF1.8)
紅葉も、ちょっと飽きてきたかな・・・贅沢なこと言ってるけれど(^^;)
でも本当に、ここまで走ってきて視界から紅葉が消えることはほとんどありませんでした。
こんなにもたくさんの紅葉に包まれてバイクで走ったことはありません。
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セローに積んできたのは、昔懐かしの?“フーマプラスワン”のバッグ。
久し振りに積みましたが、思い返せば225セローでこの林道を走るとき、その後ろにはいつもこのバッグがありました。
今ではだいぶ色褪せてしまっているけれど、大切な思い出が詰まった旅の道具です。
今の自分がキャンプの旅でこれを使うことはないけれど・・・。
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
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延々と走り続け、“ファガスの森”を過ぎしばらく走ったところでセローを止めました。
時刻はもう午後3時を回り、谷にはもうお日様が当たらなくなっているなあ・・・。
今朝の林道起点まで戻っていたら日が暮れてしまうので、この先にある雲早トンネルから舗装路で山を下ることにしました。
トリップメーターは180kmになっており、結局今日は110kmものダートを走った計算で、こんなことは初めてでした(^_^;
埃まみれのセローでトンネルを抜け、県道を下って行きました。

帰りのフェリーは大体2時間おきくらいにあるので心配はありませんが、この様子だと夜7時の便には余裕をもって間に合いそう。
なので、疲れを癒そうと温泉に寄っていくことにしました。
山を下った神山町に、温泉がありました。
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ここは初めて訪れましたが、夕方ということもあり混雑していてのんびりするというわけにはいきませんでした。
でも、体を伸ばして疲れをとることができて良かった(^^)

その後はR438・439併走区間から朝のr16に合流し、一路徳島港へ向かったのでした。
フェリーターミナルの食堂で空腹を満たし(笑)、夜7時のフェリーで四国を後にしました。

帰宅すると同時にどっと疲れが出てきたけれど、本当に楽しい一日になりました。
バイクを操る喜び・・・忘れかけていたものを思い出すことができたような気がします。
そして、次回の四国行きは来年の二月・・・なぜか恒例になっている厳冬の四万十川の旅になると思いますが、今から楽しみです(^^)
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by shibainu14 | 2008-12-09 23:00 | 08.11紅葉の剣山
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