11/22① 南紀・お気に入りの場所へ。

この週末、7月以来ご無沙汰していた南紀の旅に出かけることに。
勝手に“秘境探検”と名付けていますが・・・なんだかんだで(笑)9回目を迎えることになりました。
そろそろ新たな舞台を探さなきゃという思いもあるけれど、今回は再びお気に入りの場所に向かうことにしました。
それは、本州最南端・潮岬にほど近い山中にひっそりと存在する「樫山林道」。
距離的には大したこともなく、また路面状況は酷いの一言ですが(^^;、心惹かれてやまない場所です。

季節も秋が終わりに近づき、山奥のあの林道に日が当たる時間は短いはず。
ということで、朝4時前にはセローにキャンプ道具を積んで出発したのでした。
阪和道をひたすら南下しますが、寒い・・・(+_+)
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途中二回の休憩をはさみ、終点の南紀田辺ICに到着したのは6時過ぎ。
ここまで、順調に走ってこれたな・・・。



高速を降りた後は、時間もたっぷりあることだし国道ではなく、山間を通る県道で行くことにしました。
r36で山へと入っていきましたが、途中からは相変わらずの酷道が待ち構えておりまして・・・時間がかかります(--;)
すさみ町~七川ダムを結ぶr38・すさみ古座線に合流後、少し東へ進んで再びr36に。
ここから、地図にも載っている「大鎌・椎平林道」を通って海へと下ることに。
初めての林道でしたが、廃道かと思うくらいの狭さで・・・そして次々に現われる鹿(((;゚Д゚)))
残念ながら写真は撮っていませんが、最後は海を望みながら下っていきました。
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海沿いの快走路、R42を進みます。
真っ青な空に、心が弾む思いでセローを走らせました。
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海の写真なんて久し振りだな・・・海自体は毎日、目にしているけれど(笑)

本州最南端の串本町に入ったところで林道での飲み物を買い、R371に入り海に別れを告げました。
そして峠を一つ越えると、南紀の清流・古座川が姿を現します。
その左岸沿いを行くr38で、下流方面へと進みました。
ところで今日はいつものように、古座川でキャンプする予定。
河原に降りれる場所はいくつか知っていますが、たまには新しいところで・・・という思いもあり、そんな場所を探しつつ走っていました。
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川沿いの木々からは、暖められた水分が霧のように浮かび上がっていてとても綺麗でした。
そして、古座川町役場前から、林道へと続く山道へ。
ここもけっこうな酷道で、距離も地味に長いんだよな・・・(^^;
途中からはまったく人気もなくなります。
そして今は誰も住んでいない?樫山の集落に辿り着きます。
そのはずれに、目指す林道の入口がありました。

時刻は10時過ぎ。
高速を降りて、まっすぐ国道で来ていればもう少し早かったかな(--;)
でも、早すぎても日が当たらないし、難しいところです。
林道に入ってしばらくは、日陰の区間が続いていましたが、ようやく日の当たる場所に。
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↑拡大(EOS30D+EF50mmF1.8)
道幅は軽自動車1台分、そして路面も荒れ気味で私の場合、ほとんど1速しか使えません(笑)
一年前、この林道に初めて迷い込んだとき・・・予備知識も何も無かったから、この先どうなるのかそれはそれはドキドキでした。
今ではそのドキドキは無いけれど、それでも自分を引き付けて止まない雰囲気がこの場所にはあります。
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小匠(こだくみ)川の透き通った水、光と影、そして冒険心をくすぐる未舗装路。
前回の剣山スーパー林道とはあまりにも違う風景ですが、私が林道に求める全てがここにあるような気がしてなりません。
だからこそ、こんな無名な場所にはるばる、何度も足を運ぶのかも知れません。
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
ただ、光と影のコントラストが強すぎて、写真を撮るのはけっこう難しいです(笑)
人間の目とカメラの目が違うことを、毎回ここに来て実感しているような気が・・・。
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のろのろと進んでいると、天敵の鹿はもちろんのこと、お猿さんもいきなり現われてびっくりさせられます。
こんな悪路を通る物好きなんてあまりいないだろうから、びっくりしただろうな・・・ごめんね(+_+)
でも、そんな動物達に出会うことも、大きな楽しみの一つだったりします(昼間限定で)。
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↑拡大(EOS30D+EF50mmF1.8)
林道を進むにつれて、光が増えてきたことを体で感じます。
木々の紅葉はほとんど見られませんが、緑がとっても鮮やか(^^)
そしてそれが作り出す光と影の模様に、思わずセローを止めて見入ってしまいます。
何て美しい道なんだろう・・・。
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↑拡大(EOS30D+EF50mmF1.8)
毎回止まって写真を撮るこの地点・・・ここはいつ来ても、美しい光に包まれているような気がします。
相変わらず誰一人として出会うことはないので、こんなところでバイクを止めることができます(^^;

そして、分かれ道を小匠ダム方面へ進むと、道は途切れ途切れの舗装路に切り換わります。
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水面すれすれをちょっとドキドキしながら進むと、突如として広大な河原が姿を現します。
そこは忘れもしない、苦~い思い出のある場所。
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
今からちょうど一年前、南紀の秘境探検4でテントを張った河原。
鹿達にテントを取り囲まれ、あまりの恐怖にろくに眠れなかったあの夜の記憶は未だに鮮明で・・・(+_+)
動物と出会う楽しみが昼間限定と書いたのも、これがまさにトラウマになっているからです(笑)
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↑拡大(EOS30D+EF50mmF1.8)
それはともかく、あんな山奥の悪路を抜けた先に、こんなに水辺に近づける場所があるということ。
ここに来るといつも、不思議な気分になります。

そしてここで三脚を取り出し、恒例の記念写真を。
四輪が河原を走り回った跡がちょっと気になるので、構図を工夫して・・・。
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↑拡大(EOS30D+EF17-40mmF4L)
カメラ目線は絶対にしません(--;)

さて、いつもならここから引き返して古座川へ下るのですが、今日は時間もまだまだあるので林道をダム方面へ進んでみることにしました。
実は、この先はまったく未知の領域でした-_-)
路面は再びダートになり、川沿いをしばらく進むとダムに辿り着きます。
そこで、また水辺に下りる道がありました。
ガレガレの急坂なので帰りのことを意識しつつ、慎重に下っていきました。
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↑拡大(EOS30D+EF50mmF1.8)
う~ん、水に映る風景が何とも言えず美しい・・・。
ダムが目の前のここなら、何とかキャンプする勇気も沸いてきそうな気がします(--;)
ただやっぱり、たった一人でこんな山奥で野宿することは精神的につらいものがあります。
予定通り、麓の古座川でキャンプしよう・・・温泉にも入りたいし。

そんなわけで、ここから来た道を再び走り、樫山集落へと戻ることにしました。
続く・・・。
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by shibainu14 | 2008-12-11 20:43 | 08.11南紀の秘境探検9
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